中国正月の凄さを思い知る
私はいつもこの時期はあえて香港に残り、フライトをしていたのですが、今年は日本で過ごす事にしました。
さて、そろそろ香港へ戻ろうか。
そう思っていろんな航空会社の空席情報をチェックしていたら、毎日、毎日、満席状態が続いています。
チケットを購入する事さえ出来ない。
中国正月で日本線が満席な上、日本の3連休も重なったようで、とにかく満席便ばかりで、香港へなかなか戻れずイライラしていました。
毎年、この時期にあえて帰国せず仕事をしてた私は、これほどまでに満席が続く日々を体験した事がなかったため、中国正月の時期に日本便を利用するという事がこれほど難しい事なのかと、驚いています。
恐るべし、中国人観光客パワー!
結局、普段より割高の料金で航空券を購入したのですが、飛行機に乗り込むと、本当に満席でした。
航空券難民状態だったのは、私だけではありませんでした。
わが社のいろんなクルー達も香港へ入れず、直行便をあきらめて、いろんな都市経由で香港へ入ろうとしたのですが、結局どこかの都市までの航空券は購入できても、そこから香港への航空券を購入する事が出来ず、その都市の空港で缶詰になった人もいました。
中国正月、恐るべし!
来年から中国正月中の帰国は出来るだけ避けようと思います。
でも、中国正月中の長崎のランタンフェスティバルは綺麗だったなぁ。
ひさびさにたくさんのランタンが飾られている長崎の街並みを歩いたのですが、夜の長崎、本当に綺麗でした。
今年の1月から香港エクスプレスが長崎へ直行便を出しているので、街中は香港人も多かったです。
そのうえ、中国からの客船もやってきていたので、街中は中国人だらけでした。
みなさんも、長崎のランタンフェスティバルへ是非足を運んでみてください。
SONYのXPERIAのテレビコマーシャル、ハウステンボスの夜景なんでしょうか。
こういうランタンフェスティバルでもテレビCM作ってもらいたいです。
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ユダヤ人客は気難しい!?
トランプ大統領の娘、Ivankaさんが結婚した相手がユダヤ教徒の人だったため、クリスチャンだった彼女はユダヤ教になって結婚したと知り、自分の宗教を捨ててまで他宗教徒と結婚する人がいるのかと思ったり。
日本に住んでいる日本人の多くがあまり宗教に興味がないと思いますが、外国に住んでいると宗教というものを身近に感じます。
そしてユダヤ教やユダヤ教徒について興味を持った私のフライトに大勢のユダヤ人が乗ってきました。
そして、予想通り「スペシャルミール」問題が発生しました。
彼らは「コーシャーミール」というユダヤ教徒用の料理を口にします。
中には全くそういう事を気にせずに何でも口にする人もいますが、厳格な人達はちゃんとした物した口にしません。
そして、なぜか「ちゃんとオーダーした」にもかかわらず、そのミールが飛行機に乗り込んでいないケースがほぼ毎フライトあります。
本当にオーダーしたのか押し問答しても、答えは出ない。
いつも思うのですが、スペシャルミールって、どうやってオーダーすることが出来るのでしょう。(笑)
航空会社に勤めていながら、そんな事を考えるなんて変だと思うかもしれませんが、予約をしたこともないし、予約をいれてもミールが飛行機内で用意されていない不思議がなぜ起こるのか、全く理解できません。
スペシャルミールを予約しているのに、そのミールがない。
いったい、どこがどうなって、こういう事が起きるのでしょう。
毎回不思議でなりません。
そして、私にとって彼らは異次元にいる人に見えてしかたがないのです。
イスラム教徒の人達の中にも全く私達が理解出来ない考え方の人がいますが、厳格なユダヤ教徒なんて、ユダヤ教に全く興味がない私にとっては「超異次元」の人達なのです。
帽子をかぶって、黒いコートを着た男性がくるくる縦巻髪を耳付近から垂らして乗ってくる。
まるで「あなたはマリー・アントワネットですか」ばりの、くるくる縦巻髪。
昔からずっとこのファッションを受け継いできたユダヤ人達もいて、これが彼らにとっては普通のファッション。
もちろん彼らのファッションや食生活、生き方を尊重しているつもりですが、考え方が理解できない時があります。
これが異文化、異教徒、という事なんでしょう。
昔、インターネットも飛行機もなかった時代に世界を航海した人達は、いろんな場所で異文化、異教徒の人達と出会い、カルチャーショックを受けた事でしょう。
その時代に生まれていたかったなと思う時もあります。
今は何でもインターネットで検索できる時代ですから。
厳格なユダヤ教徒なんて理解不可能だと思っている私ですが、それは私にユダヤ教についての知識がないから。
ユダヤ教徒の知り合いは何人かいましたが、一緒にレストランへ行くとシーフードも食べられる物、食べられない物などがあり、一緒にいた私は精神的に疲れてしまいました。
飛行機の中でスペシャルミールがないと、何が食べられる、何が食べられないとの会話が続き、スナック菓子でもコーシャーのマークがついてない場合、これは口に出来ない、これはどうやって作られているのか、などの質問を受けます。
スナック菓子をどうやって作っているなんて、誰がわかるわけ???
そして、こういう会話をしている私は、またまた「彼らは異次元の人」に思えてしまうのです。
前回のフライトでは50人以上のユダヤ教徒の人達のお世話をしました。
50人以上のユダヤ教徒のために仕事するなんて、私の人生で初めての出来事です。
フライト後のあのぐったり感、なんと表現すればいいのかわかりません。
小さな丸い器を見ればユダヤ教徒を思い出す。(男性は頭の上に丸いキャップみたいな物を乗せています。)
ヘアアイロンを見ればユダヤ教徒を思いだす。(男性の中にはくるくる縦巻き髪がいます。)
シーフードを見ればユダヤ教徒を思い出す。
あぁぁぁぁぁぁぁぁ、何かを見るたびにユダヤ教徒を思い出す。
すっかりユダヤ教徒の人達が私に影響を与えたようです。
こうなったらユダヤ教の勉強でもするか!?
クリスチャンの私はイスラム教には興味がありますが、ユダヤ教なんて全く興味がありませんでした。
しかしここでユダヤ教を勉強すると世界のメジャーな宗教の知識が身に着きます。
最近、フライト中に「黒魔術」を信じている東南アジアの女性と出会いました。
ユダヤ教なんて、これら黒魔術より勉強になるなぁ。
黒魔術をいまだに信じている東南アジアの人々、異次元の人達だなぁ。
こうなったら黒魔術も勉強するか!?(笑)
世界にはその土地に根付いたいろんな宗教がありますね。
だから出会いが面白いのかもしれません。
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夏休みの終わり頃の機内
既に新学期が始まっている地区もあると聞きました。
しかし機内ではまだまだ多くの日本人の子供達を見かけます。
そして、機内でよく目にすることがあります。
それは子供達が宿題を済ませようとしている姿です。
ある子供は絵日記を何日分も描いていました。
ある子供は漢字のドリルを終えようと必死でした。
私も夏休みの終わりの頃、必死で宿題をしていたなぁ。
これら子供達を見ながら昔を思い出しました。
しかし、私の時代と違うことに気付きました。
それは小学生でも英語を少し話すことです。
私の時代では中学生になって初めて英語を学びましたが、今では小学生から始めているようで、英語で飲み物をオーダーしてきます。
スプライトなど短い単語ですが、それが通じたとわかった時の彼らの嬉しそうな顔を見ると、私もますますもっと英語で話すように持ちかけます。
機内食もビーフやチキンと言って、飲み物も自分でオーダーできたとわかると、とても誇らしげな顔になり、それがとても可愛く思えます。
こういう小さい出来事が彼らの才能を伸ばしていくのかな。
そう思いながら私は英語で仕事を続けました。
この調子でもっと多くの子供達がためらうことなく英語を使うようになればいいなと思います。
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水が入ったボトルを大量にスーツケースに入れた客
食事のサービス終了後、セルフサービスのスナックをカウンターに並べていました。
好きな時に自由に飲んだり食べたりしていただくために設置しています。
すると、あるビジネスクラスに座っていた男性が、誰も見ていないだろうと思って、なんとカウンターに置いていた水のボトルを5本程掴み、自分の席に戻るとスーツケースに詰め込みました。
その水5本を抱えている時に、私とばったり鉢合わせをしました。
この男性は大変気まずそうな表情をしました。
彼は自分でわかっていると思います。
これらスナックはビジネスクラスみなさんのために設置されている事を。
それなのに、一人5本も水を持ち、スーツケースに詰め込むと、最終的には水のボトルをもらえない人が出てくるかもしれない事を。
あの時の気まずさ、文章ではなんと表現すればいいのかわかりませんが、彼は「しまった!見られていた!」みたいな気まずい表情をしていました。
私はギャレー担当をしていたため、この男性客とフライト開始時点から言葉を交わす機会はありませんでした。
しかし通路担当のクルー達はもちろんこの男性客と会話をしています。
私が通路担当のクルー達に水の話をすると、「あ~、あの人ね。あの人はフライトの始めから全てのワインのテイスティングをしたり、カクテルサービスで出されたおつまみのおかわりをオーダーしたり、とにかく何でも他の人より多めに手に入れようとしていたから、水の話を聞いても驚かないわ。」と言いました。
この話を聞いて、「やっぱりこういう人、いるよね。」と思いました。
フライトが終わる頃、この男性がギャレーにやってきました。
そして、私にコーヒーをオーダーしてきました。
さっそく彼のリクエスト通りにコーヒーを作り、渡しました。
彼はコーヒーを飲みながら、あれこれ話をしてきました。
そして、彼は香港到着後、中国へ入ると言いました。
彼は水5本抱えていた姿を私に見られていた事をわかっていたため、こう言いました。
「中国へ出張で入るのはいいんだけど、中国の食べ物、飲み物は信頼出来ないよ。機内で出される水程、安心して飲める物はないよ。」
なるほど、スーツケースに詰めた水は中国で飲もうとしていたのか。
その事を他のクルー達に言うと、「なるほどね。」と皆納得したのですが、クルーの一人がこう言いました。
「でも中国へ入る時、水没収されるんじゃないの?」
案の定、接続便向けのセキュリティ検査場で水がひっかかったようで、係員と押し問答していました。
5本の水は全て没収された事でしょう。
なんか、没収された水、もったいない.........。
切ない気分になりました。
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最近の親は子供への接し方が変!
ひさびさに自分のブログにアクセスすると、PC版の上部に「このブログは一か月以上更新がないため、うんぬん」という表示が出ていてびっくりしました。
ブログを書き始めて初めてこういう表示を見ました。
ところで、フライトばかりしていると、毎回こういう事を思うようになりました。
それは「しつけ」です。
フライト中、子供による苦情が出るのですが、そのたびに親の子供への接し方が変だと思います。
たとえば、ゲーム機のボリュームを大きくしてゲームをする子供に注意をしない親。
私達が「公共の場ではスピーカーを使わないで、ヘッドフォンを使ってください。」と親に言う始末。
私が子供の時は、親から「大勢の人がいる中ではXXするな」とか注意されていました。
しかし、最近の親で子供の行動に無関心な人がいる。
中には「なぜゲーム機の音を消さなくてはいけないのか」わからない親がいて、びっくりします。
周りの人達が迷惑しているとわからないのだろうか。
わが社では機内誌に「スピーカーを使うな」みたいな事が書かれています。
その部分を見せたりするのですが、見せている私は「こんな事さえもわからないのか!?」と思ってしまいます。
機内でスピーカーを使っているのは、機長とフライトアテンダントだけ。
それは機内で必要な内容のアナウンスをしなくてはいけないからスピーカーを使います。
それ以外、個人で音楽を聴いたり、ゲーム機で遊ぶ場合は、ヘッドフォンを使うのがマナー。
誰が隣でガンガン音が垂れ流しされているラップ調の曲を聴きたいと思います?
誰がゲーム機の甲高い音とか音楽を聴きたいと思います?
そばいにいる人達はイライラします。
私も客として座っていたら、イライラします。
他の人の迷惑になるという事考えない親がいる。
これは本当に残念です。
子供がゲームで興奮して、大きな声を発生する場合、普通なら親が「静かにしなさい」と言いますが、全く無関心の親がいます。
エコノミークラスではシートの後ろにスクリーンがあり、そのスクリーン上のゲームをする場合、指で何度も強く押して、その席に座っている人が怒り始める時もあります。
そういう時、親は「前に誰か座っているから、スクリーンを強く押したりするな」と普通いいません?
全く無視している親もいます。
そうなると、被害にあっている客から苦情が出てきて、私達が親に直接苦情を伝えなくてはいけなくなります。
私達が苦情を伝えると、大抵の場合、それらの親は子供を注意します。
一度だけ、「ヘッドフォンは子供の耳に悪い」と言って、反論してきた親がいましたが、それなら音を消せという事を伝えたら、不服そうでしたが、客室乗務員達と問題を起こすと機長が出てくるとわかっているため、それ以上押し問答はありませんでした。
ヘッドフォンを使えと言っていますが、耳に障害があったりして使えない人達がいる事もあります。
私達もそれを把握して、どの人にはどういう事を言うか、考えながら言っています。
私がこういう事を書いていますが、実は私達が苦情を出す前に、すでに別の人が親の立場でその人達に注意をする場合もあります。
「私も子供を持つ親だけど、こんな事はさせないわよ。」
みたいな事を言っているわけです。
同じ子供を持つ親から、文句言われる親。
荒波立ちそうですが、周りの人達の冷たい視線を浴びて圧力を受け、しぶしぶ子供に注意する親もいます。
そうなるまで、わからないのだろうか。
誰だって自分の生活のリズムがあり、誰だって自分の空間が欲しい。
ビジネスクラスやファーストクラスに乗れば、ある程度プライバシーを保てますが、エコノミークラスは集団行動。
だから、一人でも問題を起こす人がいると、周りが迷惑します。
日本人は常に「周りに迷惑をかけないように」と思って生活していると思います。
しかし、世の中にはこのような考えがなく「自己中心」な人達がいます。
自分の子供が一番可愛い。
可愛い息子が何やってもいい。
なんか文句ある?
こんな態度の親がいるんです。
こういう親と接する度に「この人、大丈夫?」と思います。
十人十色と言いますが、世の中、本当にいろんな人がいるなと思います。
そして客室乗務員という仕事をしていると、十人十色の上、国籍、人種、宗教までかかわってくるため、常にどの人にはどういう対応をしなくてはいけないと、自分なりに考えて行動を取るわけですが、人種と宗教が絡むと、本当に気を使います。
人種差別だ。
宗教差別だ。
国籍差別だ。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、もう考えたくない!
そう思っても、飛行機の中で同じ空気を吸う間は客室乗務員として対応しなくてはいけない。
よく人から言われます。
「フライトアテンダントの仕事は大変ですね。時差とかあって、肉体的に過酷な職業ですね。」
個人的には、肉体的より精神的に大変だと思います。
おかげ様で、私も「ああ言えばこう言う」という風にうまく返答、説得が出来るようになりました。(笑)
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機内でのメディア対応には気を使います
ブリーフィングの時に、あらかじめこういう情報が渡されましたs。
「今日、シートナンバーXXにはメディアの人達が乗り込みます。彼らは機内サービスなどについて書いたり写真を撮ったりするので、サービスする時には最善をつくしてください。」
シートナンバーを聞いた瞬間に、私が担当するエリアだとわかりました。
乗り込んできた人の一人はパイロットにインタビューしたりしました。
残りの人はシートのチェックや機内食、エンターテイメントのチェックなどをしていました。
何か差し出すごとに写真を撮ります。
物を渡す側としては、神経を使います。
どの航空会社も似たようなことを行っていると思いますが、航空会社側がスポンサーとなって有名ブロガーやメディアを招待する場合があるようで、今回も同様だったようです。
どういう内容に仕上がっているのか興味があります。
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集団で乗り込んできた日本の学生達
修学旅行なのか交換留学生達なのかはわかりません。
年齢は中学生に見えました。
機内では私は英語で仕事をしています。
日本語担当の乗務員は日本語を話します。
私は日本語が不自由な方のお手伝いはしますが、それ以外は英語で接します。
これら学生達に飲み物のサービスをするようになった時、さて日本語で話そうか、英語で話そうか考えました。
しかし、とりあえず英語で話しかけてみました。
最初の一人は一生懸命に英語で話します。
次の生徒も英語で話します。
全員が英語で話しました。
もちろん間違った言い方をした人もいます。
でも、英語で話す事が学ぶ機会のようで、彼らは何かにつけて英語で話しました。
私もあえて私が日本人だとは教えず、ずっと英語で対応していました。
これからも英語をもっと使って、いろんな国の人々と出会ってもらいたいと思いました。
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集団で乗り込んできた日本の学生達
修学旅行なのか交換留学生達なのかはわかりません。
年齢は中学生に見えました。
機内では私は英語で仕事をしています。
日本語担当の乗務員は日本語を話します。
私は日本語が不自由な方のお手伝いはしますが、それ以外は英語で接します。
これら学生達に飲み物のサービスをするようになった時、さて日本語で話そうか、英語で話そうか考えました。
しかし、とりあえず英語で話しかけてみました。
最初の一人は一生見解英語で話します。
次の生徒も英語で話します。
全員が英語で話しました。
もちろん間違った言い方をした人もいます。
でも、英語で話す事が学ぶ機会のようで、彼らは何かにつけて英語で話しました。
私もあえて私が日本人だとは教えず、ずっと英語で対応していました。
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日本で外国人クルー達が食べたかった物とは
彼らがお腹がすいたというので何を食べたいか尋ねたら、ほぼ全員がこう言いました。
「天ぷらを食べたい」
そこで気軽に食べられる天ぷら屋さんへ入りました。
一通りメニューを見ると、彼らは天ぷらをオーダーするのではなくて「天丼」をオーダーしました。
初めて食べる天丼に、彼らは大変満足しました。
そして、こう言いました。
「日本で食べる天ぷらは、なぜご飯の上に乗ってくるの?」
天丼を頼んだだからだろ!!!
天ぷらにはご飯がついてくる。
天丼はご飯の上に天ぷらが乗っている。
彼らにとっては同じような食べ物に感じられたようでした。
まぁ、胃の中に入れば同じような物なのですが、天つゆの微妙な違いぐらいわかってほしかったなぁ。
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飛行機を降りたビジネスクラスの客があわてて飛行機に戻ってきた理由とは
私は飛行機から降りていく人達へ挨拶をしていました。
私の目の前をビジネスクラスに座っていた女性が通って行きました。
その後もどんどんビジネスクラスの客達が降りていく。
エコノミークラスの客達が降りて行っていた時、先程私の前を通ったビジネスクラスの女性客があわてて戻ってきました。
彼女は私にこう言いました。
「忘れ物をしました。」
そこで「何を忘れたのですか?」と質問すると、「靴を忘れた」と言いました。
靴???
彼女の足音を見ると、なんとその足にはスリッパが。
ビジネスクラスで配られたスリッパを履いて飛行機を降りていたのでした。
実はこういう事、初めてではありません。
スリッパを配ると、靴を忘れて降りていく客が数名いました。
実は、こういう事を書いている私も同様の間違いをしたことがあります。
それは、夏の暑い日の事です。
あまりに暑かったので、空港について制服に着替え、ブリーフィングへ向かう事にしました。
ブリーフィングルームの椅子に座った時の事。
自分で自分の事を「何かが違う」と感じました。
そして足元を見ると、なんと外を歩いてきたサンダルを履いたまま、制服を着てブリーフィングに参加していたのでした。
あの時は、その場にいたクルー達も大笑いしました。
何気なくいつもと違うものを身に着けていても、その内、そのことをすっかり忘れてしまう。
今回、この女性客を見て、自分も同様の事をしたことを思い出しました。
無事に靴に履き替えることが出来たこの女性は、一人で大笑いしながら飛行機を降りていきました。
見送った私も、つられて笑ってしまいました。
靴が見つかって、よかったです。
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