今の日本にも兵役制度が必要である
ここ何日かというもの、シンガポール人達と一緒にいました。
彼らと共に歴史についてとか、今の食文化や生活について話していました。
これらシンガポール人達は結婚して子供達がいます。
子供達の年齢はちょうど高校卒業から大学生ぐらい。
彼らはシンガポールの懲役制度について話し始めました。
シンガポールの兵役制度について詳しく書いてあるサイトがあるのでご紹介します。
*******************************
シンガポールの兵役制度
今回は、シンガポールの兵役制度に関して解説します。
現在、シンガポールでは男子に対して2年間の兵役が義務付けられています。シンガポールの国籍、または、永住権を持つ男子は17歳の時に徴兵検査を受ける義務が生じ、その結果、兵役に適するという判定を受けると18歳の時に召集令状が届きます。ただし、大学へ進学する場合は兵役を延期することが可能になります。これはあくまでも「召集猶予」なので、大学や大学院を卒業・修了した後に兵役へ行かなければなりません。
なお、シンガポールの徴兵制は、「National Service」(ナショナル・サービス、国民役務)という正式名称の制度であり、軍隊以外の消防や警察、街の清掃活動などの非軍事的役務が割り当てられるケースもあります。しかしながら、自分の希望でそのような非軍事部門への配属が可能になるわけではなく、徴兵当局が本人の意思と無関係に勝手に配属先を決める仕組みとなっています。
そのため、台湾やヨーロッパ諸国で制度化されている「良心的兵役拒否」のように自分の意思で希望を出して、非軍事役務を選ぶことが不可能となっています。このように、良心的兵役拒否が合法化されていないため、軍隊に配属されることが決まった者が兵役拒否をして逮捕・投獄される事例が相次いでいます。
シンガポールの兵役制度は、韓国のように兵役特例制度(産業機能要員や専門研究要員)が存在しないため、韓国の兵役制度よりも過酷であり、北朝鮮に次いで厳しい制度と言えるでしょう。シンガポールは「明るい北朝鮮」と呼ばれることもあるほどで、対外的な「明るくて所得も高い金融先進国のイメージ」と異なり、「厳罰主義で国民を抑圧する政治体制」が続いている国家なのが実態です。
「世界各国の徴兵制度」より
http://conscription.blog.shinobi.jp/%E5%BE%B4%E5%85%B5%E5%88%B6%E5%BA%A6/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%85%B5%E5%BD%B9%E5%88%B6%E5%BA%A6
*******************************
彼らはこう言いました。
「シンガポールには兵役制度があるけど、私達は本当にこの制度があってよかったと思っている。」
シンガポールという国は本当に小さい。
シンガポールに住んでいる日本人の友人達はこう言います。
「移ってきた時はいいけど、しばらくするとあまりの狭さに退屈になる。」
それくらい国土が狭い。
しかし、この狭いシンガポールに兵役制度がある。
個人的には近場のマレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、中国が攻めてきたら、あっと言う間に国土は奪われると思う。
そういう事が起こらないために「外交」というカードを使って、良好な関係を保っている。
彼らの中には「中国は脅威」という言う人がいたのですが、彼女は中国系シンガポール人。
その彼女が「中国は脅威」と言う。
「すでに中国によるシンガポール侵略が始まった。」
そう彼女は言う。
彼女が言いたかった事は、中国本土人による出稼ぎ人口が多くなり、彼らが大きな顔をするようになったという事。
シンガポールという国は、安い給料で単純労働をさせるために中国本土人を雇っている。
今のシンガポールでは、レストランへ行けば中国本土人がいて、フードコートに行けば中国本土人がいて、バスに乗れば中国本土人の運転手がいるという状態です。
ホテル内のクリーニングやハウスキーピングも中国本土人達。
中国本土人達がいないなら、マレーシア人やインドネシア人達がいる。
シンガポールに入ると「格差」を感じずにはいられません。
簡単に言うなら、「下働き」はこれら安い労働者で、マネージメントはシンガポール人という形が出来ている。
そして家庭内の話をするなら、メイドもマレーシア人、インドネシア人が多い。
シンガポール人で「メイド」になっている人の話は聞いた事がない。
それくらいシンガポール人は「ハイクラス」で、これら出稼ぎ労働者は「ロークラス」と思われている。
この話、UAE・アラブ首長国連邦へ入ると、全く同じ事を感じる。
自国民、つまりEmirati達ですが、彼らは「特権階級」の人達であり、出稼ぎ労働者はあくまで「下のクラスの人」で、「お金が欲しい人達を雇ってやってあげている」という態度。
彼らの家庭にもメイドがいますが、インド人、フィリピン人、ソマリア人、エチオピア人、など、とにかく発展途上国出身みたいな人達を低賃金で雇っている。
ローカルEmirati=シンガポール人、そして「特権階級」、それと同じような事を感じる。
そういう中、変な話ですが、私は全く劣等感を感じる機会がない。
逆に彼らは敬ってくれる。
UAEの人達もシンガポールの人達も「日本人」という事でよくしてくれる。
だから、時々「私達日本人は特権階級を感じる彼らより上なのではないか」とさえ思う時がある。
それくら、私が知り合う人達は「親日」であり、日本人を「尊敬」してくれている。
そして私も彼らを尊敬し、彼らのやり方を尊重する。
これは片方が偉そうにすると崩れる関係である。
お互いがお互いを尊重する、だからこそ、私は彼らから尊重され、私は彼らの考えを理解し、彼らの生活や考え方を理解しようとする。
そのシンガポール人達が腹を割って話してくれる時は、私にとっては貴重な時間でもある。
その彼らが兵役制度の話を始めた時、私に質問を浴びせました。
「日本人は韓国や中国、北朝鮮が嫌いでしょ?彼らも日本を嫌いでしょ。彼らが攻めてきたら、日本はどうするの?いつまでアメリカに頼るつもり?」
そこで日本にはこういう憲法があり、自衛隊という存在さえ軍と認めてはいけないと思っている人がいると言いました。
彼らはこう言いました。
「北朝鮮、韓国、中国が攻めてきたら、アメリカに頼りきりなの?今の自衛隊なんて、災害が起こったら出陣するような「災害向け援助隊」じゃない。日本人達は彼らが攻めてきたらどうするの?アメリカが全土を守ってくれるなんて”不可能”ってわからないの?」
彼らは続けます。
「シンガポールに兵役制度があってよかった!」
私はなぜ彼らがそう思うのか質問してみました。
「なぜなら、シンガポール人はシンガポールという国を愛している。だから、自分の国は自分で守ると思っている。よくシンガポールは小さな国だと言われ、あっと言う間に国を奪われるだろうって言う人いるけど、シンガポール人として敵が攻めてきたら戦うのは当たり前。大学生ぐらいの年齢の従兄弟達は2年間兵役へつくけど、兵役前と兵役後の違いに驚くわ。このたった2年間で、彼らがどれだけ大きく成長する事か。そして、どれだけ国を愛する気持ちが出てくる事か。これって当たり前だと思う。それなのに、日本人は国を愛する心を表に出す事はせず、国を愛する気持ちを表わす事をRight Wing(右翼)と呼ぶ。国を愛する気持ちを持つ事は当たり前!その当たり前の事を今の日本人達はしない。国が攻撃されたら”自衛隊”という「災害専門グループ」が国を守ろうとして、後はアメリカに泣きつくだけ。なぜ日本はこれだけ韓国、中国、北朝鮮から脅威を受けているのに、国民にいざという時のために訓練を義務つけないのか。韓国、中国、北朝鮮の若者は、敵と戦う事を前提に訓練されている。日本の今の若者は、目の前に銃が落ちていても、その銃の使い方させわからないんでしょ?目の前に銃が落ちていても、その銃で国を守れないなんて、笑えるわ。」
そこで私には「とある憲法」と言うものがあり、それがネックになっていると説明しました。
「安部総理がそれを変えようとしているけど、私は安部総理の考えに大賛成なの。自国を守るという気持ちが今の日本人にない。時代遅れの平和ボケした憲法を賞賛し、それを自慢する人がいるけど、日本人として自国を守るという事を考え、訓練を受けるべきだと思う。」
そして今の日本は「戦争放棄」していて、それを自慢する人がいるという事を伝えました。
すると彼らの反応は「馬鹿か!?」みたいな物でした。
「これって、敵国が攻めようとしても、、戦争放棄しているって事?外交だけで全てが収まるって、日本人は思っているの?戦争放棄って理解出来ない。敵国が攻めようとしていたら、日本人として敵国に立ち向かうのが当たり前じゃないの?何、夢みたような事言ってるの?日本人って、だまって敵から殺される事を望んでいるの?」
耳が痛いお言葉です。
彼らは自分達を「当たり前」と思っている。
自国を愛し、自国のために戦う、これが当たり前だと思っている。
ところが今の日本は「戦争放棄」をして、敵国から攻められるかもしれないのに、自国民の訓練さえしていない。
今、中国や韓国、北朝鮮から攻められたら、竹島、尖閣諸島という小さな島さえ守れないかもしれない。
竹島なんて、韓国が占領しているけど、日本国は自衛隊を送り、これら韓国軍を追い出していいと思う。
それなのに、日本政府は軍事を利用せず、「話し合いで」という方法を取っているけど、話し合いで事が収まると思っている人、いるの?(笑)
それだけ日本人達は「のほぉ~ん」としていると思う。
「領土を奪われたら、奪い返せ!」
彼らにとっては理解不可能でした。
彼らから次々に質問が投げかけられます。
「日本はあと何年間、中国にODAを払うつもり?2020年には中国はアメリカより経済大国になるってシティバンクが言ってるけど、私もそう思うわよ。金持ちにお金を渡す続ける日本って、笑えるわ。シンガポールにもお金ちょうだい!(笑)」
厳しい意見がどんどん出てきます。
「日本が韓国に舐められているのは、強い軍隊を持たないからでしょ?」
「戦争に負けたという日本は過去の物。自国の利益を守るため、軍隊を持って、どこが悪い。」
「日本には”引き篭り”や”オタク”という人達がいるそうだけど、こういう人達を兵役送り、肉体、精神を叩きたたき直すことが必要だと思わないの?」
「日本はいつまで”在日”という人達を優遇するのか。在日が日本人になるため帰化した場合、日本に忠誠心を示させるため、日本国を守るための兵役につかせればいい。」
次々と彼らは日本についての不満を口にします。
聞いている私は耳が痛い。
そして、彼らが言っている事が理解出来る。
彼らはシンガポールの兵役制度を誇りに思っている。
そして、そのお陰でシンガポールの若者は自国を愛する事を知り、自国を守る事を誇りに思っている。
私は日本も同じ事をやっていいと思う。
彼らの日本についての知識はちょっとずれている所があるかもしれません。
しかし「自国は自分で守れ」という精神を持っている。
これを今の日本人は持っていない。
私は日本にも兵役制度が必要だと思う。
1年でも2年でもいい。
大学進学を1年遅らせて、彼らの脳に日本国を守るという事を徹底的に埋め込んでいいと思う。
今、経済に重きを置いている日本にとっては、ある一定の年齢層が兵役に就き、労働力がなくなる事を懸念する人がいる事は承知です。
しかし、強い日本を保ちたいなら、兵役についてもいいと思う。
隣の韓国に「いつまでも日本を舐めるなよ。文句あるなら攻めてくるかい?こっちは受けて立つぜ。」みたいな強気の態度を見せられない。
韓国の人口を考えると、断然日本の人口の方が多い。
それなのに、韓国につけこまれている。
昨日か一昨日に韓国は「IMFストレステストの結果を発表したがっていない」という内容を書きましたが、日本は韓国を叩くときには徹底的に叩き、二度と日本に感謝せずにいられないような事をしてもらいたい。←多分無理でしょうが。(笑)
韓国の人口、経済力を考えると、日本の方が上ではないですか。
いつまでも韓国に偉そうな事を言わせないようにするべきだと思う。
そうなると韓国は中国に近寄ると言う人がいるかも知れませんが。
私は「アンチ韓国」ではない。
韓国政府の考え方、やり方が嫌いなだけ。
カタール国の外交官のカタール君とイスラエルについて話した事があるのですが、「僕はイスラエル人が嫌いなわけではない。イスラエルという政府のやり方が嫌いなだけ。」と言いました。
これは私が韓国政府のやり方が嫌いと言う事と同じ。
もちろん理解に苦しむ韓国人達がいる事は承知ですが、それはそういう風に「教育されている」からだと考えています。
日本から援助が欲しいから、日本を叩いて謝罪を求め、それで金銭を要求する韓国のやり方に、日本人はそろそろ堪忍袋の緒を切らせていいのではないですか?
「ふざけるな、韓国!」
そういう態度を見せ、逆に韓国をびびらせていいのでは。
韓国が泣きついて中国や国連でまた泣き言を言うのが見えていますが、日本だっていつまでも彼らの悪口にだまって耐える事はしないでいいと思う。
そろそろ韓国に対して「おまえ、ふぜけるな!」という態度を見せていいと思う。
韓国だって、日本経済と日本の援助なしでは、生きていけない弱い立場なんだし。
「吠える犬には餌と水を与えるな。そのうち疲れてお腹が減って、食べ物がある方に近寄ってくる。」
そう言われた事があるのですが、これはたしかにそうだと思う。
考え方が微妙に違っても、「国を愛し、国のために立ち上がれ」という気持ちは同じ。
今回のシンガポール人との会話で、自国を守るという事、そして意識が大切な事だと痛感しました。
そして、韓国、中国に兵役制度があるのなら、日本が兵役制度を導入しても、文句は言えない。
日本もそろそろもっと愛国心を植え付ける教育をした方がいいと思います。
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彼らと共に歴史についてとか、今の食文化や生活について話していました。
これらシンガポール人達は結婚して子供達がいます。
子供達の年齢はちょうど高校卒業から大学生ぐらい。
彼らはシンガポールの懲役制度について話し始めました。
シンガポールの兵役制度について詳しく書いてあるサイトがあるのでご紹介します。
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シンガポールの兵役制度
今回は、シンガポールの兵役制度に関して解説します。
現在、シンガポールでは男子に対して2年間の兵役が義務付けられています。シンガポールの国籍、または、永住権を持つ男子は17歳の時に徴兵検査を受ける義務が生じ、その結果、兵役に適するという判定を受けると18歳の時に召集令状が届きます。ただし、大学へ進学する場合は兵役を延期することが可能になります。これはあくまでも「召集猶予」なので、大学や大学院を卒業・修了した後に兵役へ行かなければなりません。
なお、シンガポールの徴兵制は、「National Service」(ナショナル・サービス、国民役務)という正式名称の制度であり、軍隊以外の消防や警察、街の清掃活動などの非軍事的役務が割り当てられるケースもあります。しかしながら、自分の希望でそのような非軍事部門への配属が可能になるわけではなく、徴兵当局が本人の意思と無関係に勝手に配属先を決める仕組みとなっています。
そのため、台湾やヨーロッパ諸国で制度化されている「良心的兵役拒否」のように自分の意思で希望を出して、非軍事役務を選ぶことが不可能となっています。このように、良心的兵役拒否が合法化されていないため、軍隊に配属されることが決まった者が兵役拒否をして逮捕・投獄される事例が相次いでいます。
シンガポールの兵役制度は、韓国のように兵役特例制度(産業機能要員や専門研究要員)が存在しないため、韓国の兵役制度よりも過酷であり、北朝鮮に次いで厳しい制度と言えるでしょう。シンガポールは「明るい北朝鮮」と呼ばれることもあるほどで、対外的な「明るくて所得も高い金融先進国のイメージ」と異なり、「厳罰主義で国民を抑圧する政治体制」が続いている国家なのが実態です。
「世界各国の徴兵制度」より
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彼らはこう言いました。
「シンガポールには兵役制度があるけど、私達は本当にこの制度があってよかったと思っている。」
シンガポールという国は本当に小さい。
シンガポールに住んでいる日本人の友人達はこう言います。
「移ってきた時はいいけど、しばらくするとあまりの狭さに退屈になる。」
それくらい国土が狭い。
しかし、この狭いシンガポールに兵役制度がある。
個人的には近場のマレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、中国が攻めてきたら、あっと言う間に国土は奪われると思う。
そういう事が起こらないために「外交」というカードを使って、良好な関係を保っている。
彼らの中には「中国は脅威」という言う人がいたのですが、彼女は中国系シンガポール人。
その彼女が「中国は脅威」と言う。
「すでに中国によるシンガポール侵略が始まった。」
そう彼女は言う。
彼女が言いたかった事は、中国本土人による出稼ぎ人口が多くなり、彼らが大きな顔をするようになったという事。
シンガポールという国は、安い給料で単純労働をさせるために中国本土人を雇っている。
今のシンガポールでは、レストランへ行けば中国本土人がいて、フードコートに行けば中国本土人がいて、バスに乗れば中国本土人の運転手がいるという状態です。
ホテル内のクリーニングやハウスキーピングも中国本土人達。
中国本土人達がいないなら、マレーシア人やインドネシア人達がいる。
シンガポールに入ると「格差」を感じずにはいられません。
簡単に言うなら、「下働き」はこれら安い労働者で、マネージメントはシンガポール人という形が出来ている。
そして家庭内の話をするなら、メイドもマレーシア人、インドネシア人が多い。
シンガポール人で「メイド」になっている人の話は聞いた事がない。
それくらいシンガポール人は「ハイクラス」で、これら出稼ぎ労働者は「ロークラス」と思われている。
この話、UAE・アラブ首長国連邦へ入ると、全く同じ事を感じる。
自国民、つまりEmirati達ですが、彼らは「特権階級」の人達であり、出稼ぎ労働者はあくまで「下のクラスの人」で、「お金が欲しい人達を雇ってやってあげている」という態度。
彼らの家庭にもメイドがいますが、インド人、フィリピン人、ソマリア人、エチオピア人、など、とにかく発展途上国出身みたいな人達を低賃金で雇っている。
ローカルEmirati=シンガポール人、そして「特権階級」、それと同じような事を感じる。
そういう中、変な話ですが、私は全く劣等感を感じる機会がない。
逆に彼らは敬ってくれる。
UAEの人達もシンガポールの人達も「日本人」という事でよくしてくれる。
だから、時々「私達日本人は特権階級を感じる彼らより上なのではないか」とさえ思う時がある。
それくら、私が知り合う人達は「親日」であり、日本人を「尊敬」してくれている。
そして私も彼らを尊敬し、彼らのやり方を尊重する。
これは片方が偉そうにすると崩れる関係である。
お互いがお互いを尊重する、だからこそ、私は彼らから尊重され、私は彼らの考えを理解し、彼らの生活や考え方を理解しようとする。
そのシンガポール人達が腹を割って話してくれる時は、私にとっては貴重な時間でもある。
その彼らが兵役制度の話を始めた時、私に質問を浴びせました。
「日本人は韓国や中国、北朝鮮が嫌いでしょ?彼らも日本を嫌いでしょ。彼らが攻めてきたら、日本はどうするの?いつまでアメリカに頼るつもり?」
そこで日本にはこういう憲法があり、自衛隊という存在さえ軍と認めてはいけないと思っている人がいると言いました。
彼らはこう言いました。
「北朝鮮、韓国、中国が攻めてきたら、アメリカに頼りきりなの?今の自衛隊なんて、災害が起こったら出陣するような「災害向け援助隊」じゃない。日本人達は彼らが攻めてきたらどうするの?アメリカが全土を守ってくれるなんて”不可能”ってわからないの?」
彼らは続けます。
「シンガポールに兵役制度があってよかった!」
私はなぜ彼らがそう思うのか質問してみました。
「なぜなら、シンガポール人はシンガポールという国を愛している。だから、自分の国は自分で守ると思っている。よくシンガポールは小さな国だと言われ、あっと言う間に国を奪われるだろうって言う人いるけど、シンガポール人として敵が攻めてきたら戦うのは当たり前。大学生ぐらいの年齢の従兄弟達は2年間兵役へつくけど、兵役前と兵役後の違いに驚くわ。このたった2年間で、彼らがどれだけ大きく成長する事か。そして、どれだけ国を愛する気持ちが出てくる事か。これって当たり前だと思う。それなのに、日本人は国を愛する心を表に出す事はせず、国を愛する気持ちを表わす事をRight Wing(右翼)と呼ぶ。国を愛する気持ちを持つ事は当たり前!その当たり前の事を今の日本人達はしない。国が攻撃されたら”自衛隊”という「災害専門グループ」が国を守ろうとして、後はアメリカに泣きつくだけ。なぜ日本はこれだけ韓国、中国、北朝鮮から脅威を受けているのに、国民にいざという時のために訓練を義務つけないのか。韓国、中国、北朝鮮の若者は、敵と戦う事を前提に訓練されている。日本の今の若者は、目の前に銃が落ちていても、その銃の使い方させわからないんでしょ?目の前に銃が落ちていても、その銃で国を守れないなんて、笑えるわ。」
そこで私には「とある憲法」と言うものがあり、それがネックになっていると説明しました。
「安部総理がそれを変えようとしているけど、私は安部総理の考えに大賛成なの。自国を守るという気持ちが今の日本人にない。時代遅れの平和ボケした憲法を賞賛し、それを自慢する人がいるけど、日本人として自国を守るという事を考え、訓練を受けるべきだと思う。」
そして今の日本は「戦争放棄」していて、それを自慢する人がいるという事を伝えました。
すると彼らの反応は「馬鹿か!?」みたいな物でした。
「これって、敵国が攻めようとしても、、戦争放棄しているって事?外交だけで全てが収まるって、日本人は思っているの?戦争放棄って理解出来ない。敵国が攻めようとしていたら、日本人として敵国に立ち向かうのが当たり前じゃないの?何、夢みたような事言ってるの?日本人って、だまって敵から殺される事を望んでいるの?」
耳が痛いお言葉です。
彼らは自分達を「当たり前」と思っている。
自国を愛し、自国のために戦う、これが当たり前だと思っている。
ところが今の日本は「戦争放棄」をして、敵国から攻められるかもしれないのに、自国民の訓練さえしていない。
今、中国や韓国、北朝鮮から攻められたら、竹島、尖閣諸島という小さな島さえ守れないかもしれない。
竹島なんて、韓国が占領しているけど、日本国は自衛隊を送り、これら韓国軍を追い出していいと思う。
それなのに、日本政府は軍事を利用せず、「話し合いで」という方法を取っているけど、話し合いで事が収まると思っている人、いるの?(笑)
それだけ日本人達は「のほぉ~ん」としていると思う。
「領土を奪われたら、奪い返せ!」
彼らにとっては理解不可能でした。
彼らから次々に質問が投げかけられます。
「日本はあと何年間、中国にODAを払うつもり?2020年には中国はアメリカより経済大国になるってシティバンクが言ってるけど、私もそう思うわよ。金持ちにお金を渡す続ける日本って、笑えるわ。シンガポールにもお金ちょうだい!(笑)」
厳しい意見がどんどん出てきます。
「日本が韓国に舐められているのは、強い軍隊を持たないからでしょ?」
「戦争に負けたという日本は過去の物。自国の利益を守るため、軍隊を持って、どこが悪い。」
「日本には”引き篭り”や”オタク”という人達がいるそうだけど、こういう人達を兵役送り、肉体、精神を叩きたたき直すことが必要だと思わないの?」
「日本はいつまで”在日”という人達を優遇するのか。在日が日本人になるため帰化した場合、日本に忠誠心を示させるため、日本国を守るための兵役につかせればいい。」
次々と彼らは日本についての不満を口にします。
聞いている私は耳が痛い。
そして、彼らが言っている事が理解出来る。
彼らはシンガポールの兵役制度を誇りに思っている。
そして、そのお陰でシンガポールの若者は自国を愛する事を知り、自国を守る事を誇りに思っている。
私は日本も同じ事をやっていいと思う。
彼らの日本についての知識はちょっとずれている所があるかもしれません。
しかし「自国は自分で守れ」という精神を持っている。
これを今の日本人は持っていない。
私は日本にも兵役制度が必要だと思う。
1年でも2年でもいい。
大学進学を1年遅らせて、彼らの脳に日本国を守るという事を徹底的に埋め込んでいいと思う。
今、経済に重きを置いている日本にとっては、ある一定の年齢層が兵役に就き、労働力がなくなる事を懸念する人がいる事は承知です。
しかし、強い日本を保ちたいなら、兵役についてもいいと思う。
隣の韓国に「いつまでも日本を舐めるなよ。文句あるなら攻めてくるかい?こっちは受けて立つぜ。」みたいな強気の態度を見せられない。
韓国の人口を考えると、断然日本の人口の方が多い。
それなのに、韓国につけこまれている。
昨日か一昨日に韓国は「IMFストレステストの結果を発表したがっていない」という内容を書きましたが、日本は韓国を叩くときには徹底的に叩き、二度と日本に感謝せずにいられないような事をしてもらいたい。←多分無理でしょうが。(笑)
韓国の人口、経済力を考えると、日本の方が上ではないですか。
いつまでも韓国に偉そうな事を言わせないようにするべきだと思う。
そうなると韓国は中国に近寄ると言う人がいるかも知れませんが。
私は「アンチ韓国」ではない。
韓国政府の考え方、やり方が嫌いなだけ。
カタール国の外交官のカタール君とイスラエルについて話した事があるのですが、「僕はイスラエル人が嫌いなわけではない。イスラエルという政府のやり方が嫌いなだけ。」と言いました。
これは私が韓国政府のやり方が嫌いと言う事と同じ。
もちろん理解に苦しむ韓国人達がいる事は承知ですが、それはそういう風に「教育されている」からだと考えています。
日本から援助が欲しいから、日本を叩いて謝罪を求め、それで金銭を要求する韓国のやり方に、日本人はそろそろ堪忍袋の緒を切らせていいのではないですか?
「ふざけるな、韓国!」
そういう態度を見せ、逆に韓国をびびらせていいのでは。
韓国が泣きついて中国や国連でまた泣き言を言うのが見えていますが、日本だっていつまでも彼らの悪口にだまって耐える事はしないでいいと思う。
そろそろ韓国に対して「おまえ、ふぜけるな!」という態度を見せていいと思う。
韓国だって、日本経済と日本の援助なしでは、生きていけない弱い立場なんだし。
「吠える犬には餌と水を与えるな。そのうち疲れてお腹が減って、食べ物がある方に近寄ってくる。」
そう言われた事があるのですが、これはたしかにそうだと思う。
考え方が微妙に違っても、「国を愛し、国のために立ち上がれ」という気持ちは同じ。
今回のシンガポール人との会話で、自国を守るという事、そして意識が大切な事だと痛感しました。
そして、韓国、中国に兵役制度があるのなら、日本が兵役制度を導入しても、文句は言えない。
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