シンガポール建国の父「 リー・クアンユー元首相」死去・日本はシンガポールから学べ!
シンガポールでは偉大な リー・クアンユー元首相がお亡くなりになりました。
私には何人かのシンガポール国籍の友人達がいますが、彼ら全員が「もしこのリー首相がシンガポールの首相でなかったら、シンガポールは違う国になっていただろう」と言います。
シンガポールという国には、私にとっては社会主義国的な一部がある国だと思っています。
国が何かにつけて人々の生活に干渉する。
たとえばショッピングモール内では日本のワックス食品サンプルみたいな物がショーケースに入っていて、そこには「これらの食べ物が健康に良いとされています」みたいな感じで飾られていたり。
フードコートに行けば、そこのテーブルには大きなステッカーが貼られていて、「糖分の取り過ぎに注意」と書いてあったり。

このステッカー、誰が発行しているんだろうと思ったら、ちゃんと右上に「シンガポール政府」とありますね。

とにかくシンガポール政府は「トイレを使ったら水を流しましょう」など、モラル、またはマナーみたいな事に口を出すのが好きで、いたる所で政府関係のステッカーを目にします。
太っていたら、授業の前に学校の運動場を走らせたりもするし、またはしていたし、小さな国だからという事で、若者は軍の訓練に参加しなくてはいけない。
なんだか凄い国だなと思うのですが、私はこの病気以外での肥満児を走らせる事と、軍での訓練に参加させるという事には賛成で、日本の若者も全員1年間軍の訓練に参加させればいいのにと思ったりもします。
知り合いの男の子の子供が実際に軍隊で訓練を受けましたが(徴兵制)、持参する携帯電話はスマートフォンはダメで、カメラ機能が付いていない通話専用の電話機だけが許されたりなど、そういう細かな規則まであるのですが、スマホが当たり前の子供達にとってはSNSが簡単に出来なるという事は辛いと思います。
しかし、こういう厳しい環境におかれ訓練されて戻ってきた子供を見て、「本当に成長した」と友人は感動していました。
「小さな国だから、他国から攻撃を受けたら自国民が立ち上がり国を守るのは当たり前」
この前提のもと、若者達はほぼ全員軍隊で訓練を受けます。
日本も中国、韓国、北朝鮮の脅威が目の前なので、若者にもこういう訓練をしてもいいと思います。
シンガポール人の友人達は日本人をこう笑います。
「日本人は、国が中国や北朝鮮に責められても、目の前に銃が落ちていても、その使い方さえ知らないから、すぐに殺されるんじゃないの?」
これは本当だと思います。
そして、私は日本の英和ボケに危機を感じています。
左翼がやたらと日本の自衛隊の行動について反対したりしていますが、それは間違い。
自分の国は自分で守る。
他国が大変な目にあっているなら、同盟国として助ける必要がある。
なぜなら、明日はわが国かもしれないから。
そういう訳で、私は現政権の安部首相が行っている事に賛成しているのですが、日本の若者にも軍の訓練を義務付けてもいいと思っています。
そして、上に書いたような事を実際に行うように指導し、リードしてきたのが、今回お亡くなりになったリー元首相でした。
混乱していたシンガポールを一つにしたのがこのリー首相。
マレーシアとシンガポールは元々同じ国でしたが、今のマレーシアとシンガポールをご覧ください。
シンガポールは発展し、マレーシアは相変わらずゴタゴタしていて、まだまだ新興国です。
シンガポール街中からすぐにマレーシア国境へ達するぐらい、面積が狭いシンガポール。
国境を渡ると、そこには遅れた国が存在する。
シンガポールとの差を感じる事が出来ます。
もし、このリー元首相がマレーシアの首相になっていたら。
そういう話をした事があるのですが、シンガポールだからここまでやれたのだと思います。
マレーシアの場合、やはりイスラム教徒が多いので、イスラム教徒の指導者がリーダーになるのが良いかと思います。
シンガポールの場合、中国人が多いため、リーダーとしてリー首相が選ばれましたが、適材適所だったと思います。
民主党が政権を取った時、日本はどうなるんだろうと本当に心配しました。
しかし、こうやって自民党の安部さんが総理大臣になり、株価も上がり、給料も上がりました。
私の場合、日本株のファンドに投資をしていたので、顔がニタニタしてしまいます。(笑)
安部さんが「強い日本」にしようとしていますが、別に自民党を支持している訳ではありませんが、私は現政権を支持します。
シンガポールのシー元首相みたいな人が今の日本に現れたら、きっと受け入れられないでしょう。
しかし、あの当時のシンガポールだったから、このようなカリスマ的な人が必要とされていたんだと思います。
そして、芸能人が政治家になったパターンではなく、ちゃんと良い所の出身で、教養を持った人だったから、人々は安心して彼に国を任せられたのだと思います。
Wiipedia にはこうあります。
******************************
家族
妻:クワ・ゲオ・チュー(柯玉芝) - Lee & Lee法律事務所元共同運営者(1920年12月21日 - 2010年10月2日)
長男:リー・シェンロン(李顕龍) - 前陸軍准将、首相
妻:ホー・チン - テマセク・ホールディングス元社長
次男:リー・シェンヤン(李顕揚)- シングテル元CEO
妻:Lim Suet Fern(林雪芬
長女:リー・ウェイリン (Lee Wei Ling) (李瑋玲) - 国立脳神経科学院(英語版)を運営
自叙伝によると、客家系華人の4世にあたるという。曽祖父のリー・ボクブン(李沐文)は、同治元年(1862年)に清の広東省からイギリスの海峡植民地であったシンガポールに移民した。本人は自分のことを「実用主義者」「マラヤ人」と称している。不可知論者。
英語を話す家系に生まれたクアンユーは、幼くして英語教育を受けた。祖父のリー・フンロン(李雲龍)からは、クアンユー(光耀)の華名とともに、Harryという英語名も授けられ、家族や親しい友人からは、現在でも“Harry”と呼ばれている。このような華人家族は当時のシンガポールでは一握りのエリートで「海峡華人」と呼ばれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%A6%E3%83%BC
******************************
息子がシングテル元CEOというのが少々疑わしい所がありますが、父親が独裁者的権力を持つようになると、息子も良い仕事を得られるという典型かもと思っています。
彼の功績はいろんな国で賞賛されています。
以前のシンガポールは「日本みたいになりたい」国だったそうです。
今は逆で、日本の方が「シンガポールを見習え」となっていると思います。
特に、外国からメイドを雇うように出来ないかと考えている現政権は、移民問題などでシンガポールを意識していると思います。
私も外国からの家政婦、ヘルパーの受け入れには大賛成しています。
外国から家政婦がやってきて、家事を行ってくれたら、今まで家にいた主婦達は仕事に就け、仕事に専念出きる。
香港やシンガポールの既婚女性は社会で働いていますが、メイドがいるから出来る事。
介護だって、看護師の免許を持っている外国人を雇えば、安心して家を空けられ、仕事に専念出来る。
このメイドシステムを今の安部総理が考えているようですが、こういう事が当たり前の世界で生活している私としては、「日本は香港やシンガポールから学べ!」と思っています。
リー元首相の長男が現首相になっていますが、この選挙も反対派がリー一族の独裁政権をやめさせよう的行動を行いました。
結果、リー元首相の長男が父親の地位を受け継いだ訳ですが、友人達曰く「別にもっと素晴らしいリーダーがいてもいいと思うけど、この息子以外、今の所、リーダーになれそうな人が立候補していなかったから、この人に入れた」との事。
偉大な父親の地位を受け継いだ息子がシンガポールを引っ張ることになりましたが、常に父親と比較されているため、どれくらいの功績を残せるのか、そちらの方に興味があります。
強い影響力を持った影武者がいなくなり、本当の意味での新しいシンガポールが始まろうとしています。
この息子がシンガポールを良くもし、悪くも出来る。
今後シンガポールはどうなるんでしょうね。
中国本土からの移民が増えすぎたため、中国に飲まれてしまいそうで、心配しています。
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私には何人かのシンガポール国籍の友人達がいますが、彼ら全員が「もしこのリー首相がシンガポールの首相でなかったら、シンガポールは違う国になっていただろう」と言います。
シンガポールという国には、私にとっては社会主義国的な一部がある国だと思っています。
国が何かにつけて人々の生活に干渉する。
たとえばショッピングモール内では日本のワックス食品サンプルみたいな物がショーケースに入っていて、そこには「これらの食べ物が健康に良いとされています」みたいな感じで飾られていたり。
フードコートに行けば、そこのテーブルには大きなステッカーが貼られていて、「糖分の取り過ぎに注意」と書いてあったり。

このステッカー、誰が発行しているんだろうと思ったら、ちゃんと右上に「シンガポール政府」とありますね。

とにかくシンガポール政府は「トイレを使ったら水を流しましょう」など、モラル、またはマナーみたいな事に口を出すのが好きで、いたる所で政府関係のステッカーを目にします。
太っていたら、授業の前に学校の運動場を走らせたりもするし、またはしていたし、小さな国だからという事で、若者は軍の訓練に参加しなくてはいけない。
なんだか凄い国だなと思うのですが、私はこの病気以外での肥満児を走らせる事と、軍での訓練に参加させるという事には賛成で、日本の若者も全員1年間軍の訓練に参加させればいいのにと思ったりもします。
知り合いの男の子の子供が実際に軍隊で訓練を受けましたが(徴兵制)、持参する携帯電話はスマートフォンはダメで、カメラ機能が付いていない通話専用の電話機だけが許されたりなど、そういう細かな規則まであるのですが、スマホが当たり前の子供達にとってはSNSが簡単に出来なるという事は辛いと思います。
しかし、こういう厳しい環境におかれ訓練されて戻ってきた子供を見て、「本当に成長した」と友人は感動していました。
「小さな国だから、他国から攻撃を受けたら自国民が立ち上がり国を守るのは当たり前」
この前提のもと、若者達はほぼ全員軍隊で訓練を受けます。
日本も中国、韓国、北朝鮮の脅威が目の前なので、若者にもこういう訓練をしてもいいと思います。
シンガポール人の友人達は日本人をこう笑います。
「日本人は、国が中国や北朝鮮に責められても、目の前に銃が落ちていても、その使い方さえ知らないから、すぐに殺されるんじゃないの?」
これは本当だと思います。
そして、私は日本の英和ボケに危機を感じています。
左翼がやたらと日本の自衛隊の行動について反対したりしていますが、それは間違い。
自分の国は自分で守る。
他国が大変な目にあっているなら、同盟国として助ける必要がある。
なぜなら、明日はわが国かもしれないから。
そういう訳で、私は現政権の安部首相が行っている事に賛成しているのですが、日本の若者にも軍の訓練を義務付けてもいいと思っています。
そして、上に書いたような事を実際に行うように指導し、リードしてきたのが、今回お亡くなりになったリー元首相でした。
混乱していたシンガポールを一つにしたのがこのリー首相。
マレーシアとシンガポールは元々同じ国でしたが、今のマレーシアとシンガポールをご覧ください。
シンガポールは発展し、マレーシアは相変わらずゴタゴタしていて、まだまだ新興国です。
シンガポール街中からすぐにマレーシア国境へ達するぐらい、面積が狭いシンガポール。
国境を渡ると、そこには遅れた国が存在する。
シンガポールとの差を感じる事が出来ます。
もし、このリー元首相がマレーシアの首相になっていたら。
そういう話をした事があるのですが、シンガポールだからここまでやれたのだと思います。
マレーシアの場合、やはりイスラム教徒が多いので、イスラム教徒の指導者がリーダーになるのが良いかと思います。
シンガポールの場合、中国人が多いため、リーダーとしてリー首相が選ばれましたが、適材適所だったと思います。
民主党が政権を取った時、日本はどうなるんだろうと本当に心配しました。
しかし、こうやって自民党の安部さんが総理大臣になり、株価も上がり、給料も上がりました。
私の場合、日本株のファンドに投資をしていたので、顔がニタニタしてしまいます。(笑)
安部さんが「強い日本」にしようとしていますが、別に自民党を支持している訳ではありませんが、私は現政権を支持します。
シンガポールのシー元首相みたいな人が今の日本に現れたら、きっと受け入れられないでしょう。
しかし、あの当時のシンガポールだったから、このようなカリスマ的な人が必要とされていたんだと思います。
そして、芸能人が政治家になったパターンではなく、ちゃんと良い所の出身で、教養を持った人だったから、人々は安心して彼に国を任せられたのだと思います。
Wiipedia にはこうあります。
******************************
家族
妻:クワ・ゲオ・チュー(柯玉芝) - Lee & Lee法律事務所元共同運営者(1920年12月21日 - 2010年10月2日)
長男:リー・シェンロン(李顕龍) - 前陸軍准将、首相
妻:ホー・チン - テマセク・ホールディングス元社長
次男:リー・シェンヤン(李顕揚)- シングテル元CEO
妻:Lim Suet Fern(林雪芬
長女:リー・ウェイリン (Lee Wei Ling) (李瑋玲) - 国立脳神経科学院(英語版)を運営
自叙伝によると、客家系華人の4世にあたるという。曽祖父のリー・ボクブン(李沐文)は、同治元年(1862年)に清の広東省からイギリスの海峡植民地であったシンガポールに移民した。本人は自分のことを「実用主義者」「マラヤ人」と称している。不可知論者。
英語を話す家系に生まれたクアンユーは、幼くして英語教育を受けた。祖父のリー・フンロン(李雲龍)からは、クアンユー(光耀)の華名とともに、Harryという英語名も授けられ、家族や親しい友人からは、現在でも“Harry”と呼ばれている。このような華人家族は当時のシンガポールでは一握りのエリートで「海峡華人」と呼ばれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%A6%E3%83%BC
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息子がシングテル元CEOというのが少々疑わしい所がありますが、父親が独裁者的権力を持つようになると、息子も良い仕事を得られるという典型かもと思っています。
彼の功績はいろんな国で賞賛されています。
以前のシンガポールは「日本みたいになりたい」国だったそうです。
今は逆で、日本の方が「シンガポールを見習え」となっていると思います。
特に、外国からメイドを雇うように出来ないかと考えている現政権は、移民問題などでシンガポールを意識していると思います。
私も外国からの家政婦、ヘルパーの受け入れには大賛成しています。
外国から家政婦がやってきて、家事を行ってくれたら、今まで家にいた主婦達は仕事に就け、仕事に専念出きる。
香港やシンガポールの既婚女性は社会で働いていますが、メイドがいるから出来る事。
介護だって、看護師の免許を持っている外国人を雇えば、安心して家を空けられ、仕事に専念出来る。
このメイドシステムを今の安部総理が考えているようですが、こういう事が当たり前の世界で生活している私としては、「日本は香港やシンガポールから学べ!」と思っています。
リー元首相の長男が現首相になっていますが、この選挙も反対派がリー一族の独裁政権をやめさせよう的行動を行いました。
結果、リー元首相の長男が父親の地位を受け継いだ訳ですが、友人達曰く「別にもっと素晴らしいリーダーがいてもいいと思うけど、この息子以外、今の所、リーダーになれそうな人が立候補していなかったから、この人に入れた」との事。
偉大な父親の地位を受け継いだ息子がシンガポールを引っ張ることになりましたが、常に父親と比較されているため、どれくらいの功績を残せるのか、そちらの方に興味があります。
強い影響力を持った影武者がいなくなり、本当の意味での新しいシンガポールが始まろうとしています。
この息子がシンガポールを良くもし、悪くも出来る。
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