機内には何でもあると思っている客がいるー日本で外国人クルー達が手に入れていた物とは
この旧正月(中国正月)という物、フライトは満席のフライトが続きました。
この稼ぎ時は私達乗務員も忙しくなる。
忙しくなる理由は、中国系のクルー達が休暇を取ったり病欠したりするから。
スタンバイだった人が乗務しなければいけなくなったりしています。
私もひさびさに大勢の中国本土人相手に仕事をしていたのですが、機内はまるで中国本土国内線みたいでした。
そして彼らは英語が話せる訳ではないので、飲み物のオーダーを取るにしても缶を見せたりするので、とにかく時間がかかる。
そして何かにつけて、食べ物は米か麺を食べたがる。
お米はあるとしても麺類の料理なんてない。
しかし、次々に麺をオーダーしてくる。
ちゃんと機内アナウンスしてメニューを伝えているのに「麺」と言われると、最終的にはぶち切れそうになる。
ビーフかチキンかと尋ねても「魚」をオーダーしたりする。
魚ならまだかわいいもの。
「麺」と言わるれ時には、またまたぶち切れそうになる。
中国人にとって麺はそんなに大切な食べ物だろうか。
長距離路線になると、今度は「カップ麺」を欲しがる。
そういう物はない。
みなさん、自分で持参している。
ギャレーでお湯を入れてあげるのですが、それを見た人はカップ麺があると思い込み、家族をぞろぞろギャレーに連れて来て「麺」を連発する。
言葉が通じない時は、食べている人を指差して「麺」を連発する。
北京語が話せるクルーが「彼らは持参した麺を食べている」と言っても納得がいかない様子。
実は航空会社によってはカップ麺を備え付けている所もあるんです。
中国国内線に麺があるのかは知りませんが、とにかくなぜかカップ麺を食べたがる。
麺オーダーがやっと落ちついたと思ったら、今度は緑茶攻撃が始まった。
機内には中国茶、英国茶、日本茶(緑茶)などがあるのですが、誰かが緑茶(日本茶)をオーダーし始めると、その連発。
「ちょっとあ~た達、日本が嫌いじゃなかったの?これは日本茶よ!」
そう言いたくなる時もあるのですが、中国茶よりなぜか日本茶をオーダーする。
それを見た香港人がこう言いました。
「所詮、アンチ日本とか言っているけど、食べ物や飲み物なんかで日本製があると、彼らは絶対に日本製をオーダーするわよ。だって、中国製の品質を信じていないから。」
たしかにそう思う。
日本発のフライトの時、日本の牛乳をやたらとオーダーする。
クルー達も「日本の牛乳、超美味しい~!」と言っては牛乳を飲む。
以前、韓国人クルーがこういう事を言いました。
「最近、ベトナム人、カンボジア人、中国本土人が牛乳をよく頼むけど、わかるわ~。以前の韓国人も似たようなものだったから。」
彼女が言うには「以前の韓国では牛乳はポピュラーな飲み物ではなかった。あまり良い品質でなかった上、高価なイメージがあったから。だから外国の牛乳を見ると、その高価な牛乳をオーダーする人が出たけど、今のベトナム、カンボジア、中国本土の人達も同様みたい。日本の牛乳があるとわかると、日本の牛乳の品質を知っている上、なかなか手に入らないから牛乳を飲みたがる人が出て来る。」との事。
日本では普通に売られている牛乳が、彼らにとっては高品質で高い飲み物になるらしい。
どうせ飛行機に乗り込むなら、こういう高価でなかなか手に入らない飲み物を飲みたいと思う心理、わかるような気がする。
ところが同じ牛乳の話でも、これが先進国の人相手になると、話が違う。
「低脂肪の牛乳が欲しい」
「脂肪分ゼロの牛乳が欲しい」
「チョコレート味の牛乳が欲しい」
などなど、いろんな事を言われる時がある。
ここはスーパーマーケットかよ!!!
客達がギャレーへやってくる度に、口で「ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン......」と日本のコンビニみたいに余韻を残すピンポン音を出したくなる。
制服を着て「いらっしゃいませ~」と言いたくなる時がある。
それくらい、ギャレーをコンビニと勘違いしている人がいる。
「機内にはなんでもある」
よくそう言われますが、それは「消火設備」「初期医療関係の道具」そして「緊急脱出するための道具」達の事を意味する。
食べ物、飲み物が何でもあると思っている人達がいる。
その勘違いの一つをずばり言おう。
それはギャレーにたくさんのコンテーナーがあるから!

このコンテーナーやカートの中に、クルー達が自分で購入した飲み物や食べ物を「隠す」、もとい「保存」している訳ですが、それを見てそういう飲み物があると勘違いする人が出て来る。
そして機内では、いろんな料理を「作ってもらえる」と思う人がいる。

実は機内で出されるクルーミールに飽きたクルー達は、自分で持参した物を食べたりしているのですが、それを見てそういう食べ物があると勘違いする人がいる。
たとえばビーフステーキを薄く切ってビーフジャーキーを作るクルーもいれば、即席めんの上にチキンやシーフードを乗せ、チリソースでからめたりする人もいる。
そういうのを見て、作ってもらえると思う人がいる。
ちなみにそう勘違いする人達は、やはり飛行機にめったに乗り込まない人達です。
長距離路線になるとお腹がすく人が出て来るのですが、機内でもこういう店を出せばいいのに。

ファミリーマートの店員のジャケットを着て、「Tポイントカード、お持ちですか?」と言ったら、日本人の購入者続出でしょうね。(笑)
最近の欧米系の機内では食べ物、飲み物が売られたりしています。
前回、ヨーロッパ内のフライトに乗った時、私が他社のクルーと知っているその会社のクルー達が、私にコーヒーや余ったサンドイッチをくれました。
残ったミールはクルーミールとして食べたりするらしいのですが、毎回同じ物ばかりなので口にしたくなかったようです。
航空会社とは不思議なもので、同業者のクルーを歓迎し、よくしてくれます。
私も他社のクルーが乗り込んできたら話しかけたり、私用に割り当てられたスナックやサンドイッチを渡したりする時がありますが、他社のクルー達も私みたいな者が乗り込んできたら、いろいろやってくれる。
この暗黙の関係というか、お互いにフレンドリーに接するという事が自然に行われたりします。
私は頂いた物を見て、「へぇ~、こんな物があるんだ。」と思って感動したりする時があります。
特にヨーロッパ系の機内で見た事もないチーズとかクラッカーをいただいた時、「ここはまるでレストランか!?」と思うぐらい豊富なチーズとクラッカーの種類に驚いたものでした。
逆に彼らはアジアの航空会社に乗り込むと、カップ麺やおにぎり、そして「アイスコーヒー」や午後の紅茶のような「アイスミルクティー」の存在に驚くらしい。
「アイスミルクティー」など私は見た事がないんですけど。
しかしそのクルーは飲んだと言う。
たしかに「アイスミルクティー」って、あるのは日本ぐらい?
今は東南アジアなどでは見かけるようになりましたが、容器で売りに出したのは日本だと思う。
昔、日本に入ってきていたクルー達は「缶コーヒー」の存在に驚いていたんですよ~。(笑)
そして時期によっては「温かい缶コーヒー」や「温かいペットボトルのお茶」が売りに出されている事を知り、驚いていたんですよ~。(笑)
ワンカップのお酒なんて、紐をひっぱたら温かくなる物がありますが、そういう物に驚いて購入するクルーもいたんですよ~。(笑)
その技術を饅頭に使った店があって、紐を引っ張ると、容器の中の饅頭が温かくなる商品があったのですが、日本のお土産として人気がありました。
今は100円ショップみたいな物はいろんな国で見かけますが、あるクルーはスーツケースいっぱいに「ほっカイロ」みたいな物を購入していました。
100円ショップは外国人クルーに大人気でした。
大人気過ぎて、私は彼らの買い物につき合わされ、通訳役をやらされていましたが。
「100円ショップには何でもある。そして祖国にない物がたくさんある夢の場所」
こういう事を言ったクルーがいたのですが、めったに飛行機に乗らない人にとって「ギャレーはいろんな食べ物、飲み物がある夢の場所」みたいに思う人がいても不思議ではありません。(笑)
最近思うのですが、日本発の航空会社も日本のコンビニ大手と手を組んで、日本のコンビニで人気があるオニギリとかお菓子とか売りに出せばいいのに。
ペットボトル飲料なんて、絶対に買う人が出て来ると思う。
免税品のカートみたいな物を押して、「おせんにおにぎり、コーヒーはいかがですか?」と言いながら売るとか。←どっかの真似し(笑)
全て日本のコンビニで大人気の商品だとわかると、免税品よりこれらの商品を買う人達が出て来ると思う。
バジェット航空会社で売りに出されているミールなんて、とても美味しく見えないけど、日本のコンビニの商品は人気がある。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど、航空会社と提携して、機内で売りに出せばいいのに。
そう思うのですが、それがなかなか簡単には出来ない。
なぜなら長距離路線になると、こういうカートを一つ用意するにも重量を気にするようになるし、その上、たった一つのカートさえ置けないぐらい混んでいるギャレーもある。
短距離、中距離でギャレーに余裕がある場合、こういうサービスがあると嬉しいと思います。
日本発の便の中だけで売られる日本のコンビニ商品、絶対に需要があると思うんだけどなぁ。
私も先手でファミリーマートやローソンにバイトで入って、訓練を受けておこうかしら。(笑)
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この稼ぎ時は私達乗務員も忙しくなる。
忙しくなる理由は、中国系のクルー達が休暇を取ったり病欠したりするから。
スタンバイだった人が乗務しなければいけなくなったりしています。
私もひさびさに大勢の中国本土人相手に仕事をしていたのですが、機内はまるで中国本土国内線みたいでした。
そして彼らは英語が話せる訳ではないので、飲み物のオーダーを取るにしても缶を見せたりするので、とにかく時間がかかる。
そして何かにつけて、食べ物は米か麺を食べたがる。
お米はあるとしても麺類の料理なんてない。
しかし、次々に麺をオーダーしてくる。
ちゃんと機内アナウンスしてメニューを伝えているのに「麺」と言われると、最終的にはぶち切れそうになる。
ビーフかチキンかと尋ねても「魚」をオーダーしたりする。
魚ならまだかわいいもの。
「麺」と言わるれ時には、またまたぶち切れそうになる。
中国人にとって麺はそんなに大切な食べ物だろうか。
長距離路線になると、今度は「カップ麺」を欲しがる。
そういう物はない。
みなさん、自分で持参している。
ギャレーでお湯を入れてあげるのですが、それを見た人はカップ麺があると思い込み、家族をぞろぞろギャレーに連れて来て「麺」を連発する。
言葉が通じない時は、食べている人を指差して「麺」を連発する。
北京語が話せるクルーが「彼らは持参した麺を食べている」と言っても納得がいかない様子。
実は航空会社によってはカップ麺を備え付けている所もあるんです。
中国国内線に麺があるのかは知りませんが、とにかくなぜかカップ麺を食べたがる。
麺オーダーがやっと落ちついたと思ったら、今度は緑茶攻撃が始まった。
機内には中国茶、英国茶、日本茶(緑茶)などがあるのですが、誰かが緑茶(日本茶)をオーダーし始めると、その連発。
「ちょっとあ~た達、日本が嫌いじゃなかったの?これは日本茶よ!」
そう言いたくなる時もあるのですが、中国茶よりなぜか日本茶をオーダーする。
それを見た香港人がこう言いました。
「所詮、アンチ日本とか言っているけど、食べ物や飲み物なんかで日本製があると、彼らは絶対に日本製をオーダーするわよ。だって、中国製の品質を信じていないから。」
たしかにそう思う。
日本発のフライトの時、日本の牛乳をやたらとオーダーする。
クルー達も「日本の牛乳、超美味しい~!」と言っては牛乳を飲む。
以前、韓国人クルーがこういう事を言いました。
「最近、ベトナム人、カンボジア人、中国本土人が牛乳をよく頼むけど、わかるわ~。以前の韓国人も似たようなものだったから。」
彼女が言うには「以前の韓国では牛乳はポピュラーな飲み物ではなかった。あまり良い品質でなかった上、高価なイメージがあったから。だから外国の牛乳を見ると、その高価な牛乳をオーダーする人が出たけど、今のベトナム、カンボジア、中国本土の人達も同様みたい。日本の牛乳があるとわかると、日本の牛乳の品質を知っている上、なかなか手に入らないから牛乳を飲みたがる人が出て来る。」との事。
日本では普通に売られている牛乳が、彼らにとっては高品質で高い飲み物になるらしい。
どうせ飛行機に乗り込むなら、こういう高価でなかなか手に入らない飲み物を飲みたいと思う心理、わかるような気がする。
ところが同じ牛乳の話でも、これが先進国の人相手になると、話が違う。
「低脂肪の牛乳が欲しい」
「脂肪分ゼロの牛乳が欲しい」
「チョコレート味の牛乳が欲しい」
などなど、いろんな事を言われる時がある。
ここはスーパーマーケットかよ!!!
客達がギャレーへやってくる度に、口で「ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン......」と日本のコンビニみたいに余韻を残すピンポン音を出したくなる。
制服を着て「いらっしゃいませ~」と言いたくなる時がある。
それくらい、ギャレーをコンビニと勘違いしている人がいる。
「機内にはなんでもある」
よくそう言われますが、それは「消火設備」「初期医療関係の道具」そして「緊急脱出するための道具」達の事を意味する。
食べ物、飲み物が何でもあると思っている人達がいる。
その勘違いの一つをずばり言おう。
それはギャレーにたくさんのコンテーナーがあるから!

このコンテーナーやカートの中に、クルー達が自分で購入した飲み物や食べ物を「隠す」、もとい「保存」している訳ですが、それを見てそういう飲み物があると勘違いする人が出て来る。
そして機内では、いろんな料理を「作ってもらえる」と思う人がいる。

実は機内で出されるクルーミールに飽きたクルー達は、自分で持参した物を食べたりしているのですが、それを見てそういう食べ物があると勘違いする人がいる。
たとえばビーフステーキを薄く切ってビーフジャーキーを作るクルーもいれば、即席めんの上にチキンやシーフードを乗せ、チリソースでからめたりする人もいる。
そういうのを見て、作ってもらえると思う人がいる。
ちなみにそう勘違いする人達は、やはり飛行機にめったに乗り込まない人達です。
長距離路線になるとお腹がすく人が出て来るのですが、機内でもこういう店を出せばいいのに。

ファミリーマートの店員のジャケットを着て、「Tポイントカード、お持ちですか?」と言ったら、日本人の購入者続出でしょうね。(笑)
最近の欧米系の機内では食べ物、飲み物が売られたりしています。
前回、ヨーロッパ内のフライトに乗った時、私が他社のクルーと知っているその会社のクルー達が、私にコーヒーや余ったサンドイッチをくれました。
残ったミールはクルーミールとして食べたりするらしいのですが、毎回同じ物ばかりなので口にしたくなかったようです。
航空会社とは不思議なもので、同業者のクルーを歓迎し、よくしてくれます。
私も他社のクルーが乗り込んできたら話しかけたり、私用に割り当てられたスナックやサンドイッチを渡したりする時がありますが、他社のクルー達も私みたいな者が乗り込んできたら、いろいろやってくれる。
この暗黙の関係というか、お互いにフレンドリーに接するという事が自然に行われたりします。
私は頂いた物を見て、「へぇ~、こんな物があるんだ。」と思って感動したりする時があります。
特にヨーロッパ系の機内で見た事もないチーズとかクラッカーをいただいた時、「ここはまるでレストランか!?」と思うぐらい豊富なチーズとクラッカーの種類に驚いたものでした。
逆に彼らはアジアの航空会社に乗り込むと、カップ麺やおにぎり、そして「アイスコーヒー」や午後の紅茶のような「アイスミルクティー」の存在に驚くらしい。
「アイスミルクティー」など私は見た事がないんですけど。
しかしそのクルーは飲んだと言う。
たしかに「アイスミルクティー」って、あるのは日本ぐらい?
今は東南アジアなどでは見かけるようになりましたが、容器で売りに出したのは日本だと思う。
昔、日本に入ってきていたクルー達は「缶コーヒー」の存在に驚いていたんですよ~。(笑)
そして時期によっては「温かい缶コーヒー」や「温かいペットボトルのお茶」が売りに出されている事を知り、驚いていたんですよ~。(笑)
ワンカップのお酒なんて、紐をひっぱたら温かくなる物がありますが、そういう物に驚いて購入するクルーもいたんですよ~。(笑)
その技術を饅頭に使った店があって、紐を引っ張ると、容器の中の饅頭が温かくなる商品があったのですが、日本のお土産として人気がありました。
今は100円ショップみたいな物はいろんな国で見かけますが、あるクルーはスーツケースいっぱいに「ほっカイロ」みたいな物を購入していました。
100円ショップは外国人クルーに大人気でした。
大人気過ぎて、私は彼らの買い物につき合わされ、通訳役をやらされていましたが。
「100円ショップには何でもある。そして祖国にない物がたくさんある夢の場所」
こういう事を言ったクルーがいたのですが、めったに飛行機に乗らない人にとって「ギャレーはいろんな食べ物、飲み物がある夢の場所」みたいに思う人がいても不思議ではありません。(笑)
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ペットボトル飲料なんて、絶対に買う人が出て来ると思う。
免税品のカートみたいな物を押して、「おせんにおにぎり、コーヒーはいかがですか?」と言いながら売るとか。←どっかの真似し(笑)
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結婚式の旅 ③キャセイパシフィック航空ビジネスクラス<プリデパーチャードリンクとギャレー編>
結婚式の旅 ②キャセイパシフィック航空ビジネスクラス<メニュー編>からの続きです。
今回はビジネスクラスの客へ離陸前に渡される「プリデパーチャードリンク」と準備をしているギャレーについて。
今回の機種はエアバス330機種で、3つのキャビンに分かれている飛行機です。
キャビンはビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの3つとなっています。
ビジネスクラスはギャレーの前と後に分かれています。
今回はこの真ん中の赤の矢印で示しているギャレーの写真です。

ビジネスクラスの客達が乗り込むと、クルー達は「プリデパーチャードリンク」を渡しに来ます。
その後、温かいタオルを持ってきます。
こちらはそのドリンクの準備が整ったギャレーの様子です。

ソフトドリンク類はこの紫のラックの中に準備されています。
この紫色のおかげでオレンジや薄緑のドリンクがきれいに撮れました。

こちらはシャンパングラスです。
ソフトドリンクは飲まないけどシャンパンを飲みたがる人は多い。

飲み物がないギャレーはこんな感じです。
キャセイパシフィック航空のコンテナー止め(ラッチ)はコンテナーと同じ色をしてますね。
赤色をしているラッチを使っている航空会社も多い。



私はキャセイパシフィック航空オリジナルドリンクをオーダーしました。
多分これがこのブログのひとつ前の<メニュー編>で紹介した「Cathay Delight」で、キウイとココナッツジュースのミックスにミントの葉をのせている飲み物だと思う。

味はどうだったかと言うと、何か生臭い。
何の生臭さなのだろう。
最初はミントの香りかと思ったのですが、そうでもない。
ドロッとした飲み物で、キウイでもココナッツでもない。(混ざっている物はキウイとココナッツジュースですが。)
何か説明つかない生臭さが残っている飲み物で、私は一口飲んでパスしました。
個人的には美味しいと思いませんでした。
物珍しさから頼んだのがいけなかった。
帰りのフライトではシャンパンをオーダーしました。
前回、失敗したので。(笑)

ライトで浮き上がるCathay Paificの文字、いいですね~。

シャンパンの泡の勢いがよくて、口の中でシュワシュワしてました。
実際の所、航空会社は地上では「スパークリングワイン」「CAVA」「Prosecco」、離陸後は「シャンパン」を使っている場合があるのですが、キャセイの場合もスパークリングワインなんでしょうか。
その辺り、質問すればよかったわ。
他社便に乗り込むと、ついついこういう事が気になるのよね。
でも、1箇所気になる点が。
ちょっと、シャンパングラスの下に敷くコースター、忘れてるわよ!
香港発のフライトでは、ちゃんとコースター(実際にはナプキンでした)が出されました。
今回の担当者は「コースター」という存在をすっかり忘れていたようです。
でも、そのグラスの下に敷く物がなかったから、Cathay Pacificという文字に気付けた。
まぁ、こういうクルーも時にはいるさ、という事で。
結婚式の旅 ④キャセイパシフィック航空ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスのシートの違いへ続きます。
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<キャセイパシフィック航空ビジネスクラス>

今回はビジネスクラスの客へ離陸前に渡される「プリデパーチャードリンク」と準備をしているギャレーについて。
今回の機種はエアバス330機種で、3つのキャビンに分かれている飛行機です。
キャビンはビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの3つとなっています。
ビジネスクラスはギャレーの前と後に分かれています。
今回はこの真ん中の赤の矢印で示しているギャレーの写真です。

ビジネスクラスの客達が乗り込むと、クルー達は「プリデパーチャードリンク」を渡しに来ます。
その後、温かいタオルを持ってきます。
こちらはそのドリンクの準備が整ったギャレーの様子です。

ソフトドリンク類はこの紫のラックの中に準備されています。
この紫色のおかげでオレンジや薄緑のドリンクがきれいに撮れました。

こちらはシャンパングラスです。
ソフトドリンクは飲まないけどシャンパンを飲みたがる人は多い。

飲み物がないギャレーはこんな感じです。
キャセイパシフィック航空のコンテナー止め(ラッチ)はコンテナーと同じ色をしてますね。
赤色をしているラッチを使っている航空会社も多い。



私はキャセイパシフィック航空オリジナルドリンクをオーダーしました。
多分これがこのブログのひとつ前の<メニュー編>で紹介した「Cathay Delight」で、キウイとココナッツジュースのミックスにミントの葉をのせている飲み物だと思う。

味はどうだったかと言うと、何か生臭い。
何の生臭さなのだろう。
最初はミントの香りかと思ったのですが、そうでもない。
ドロッとした飲み物で、キウイでもココナッツでもない。(混ざっている物はキウイとココナッツジュースですが。)
何か説明つかない生臭さが残っている飲み物で、私は一口飲んでパスしました。
個人的には美味しいと思いませんでした。
物珍しさから頼んだのがいけなかった。
帰りのフライトではシャンパンをオーダーしました。
前回、失敗したので。(笑)

ライトで浮き上がるCathay Paificの文字、いいですね~。

シャンパンの泡の勢いがよくて、口の中でシュワシュワしてました。
実際の所、航空会社は地上では「スパークリングワイン」「CAVA」「Prosecco」、離陸後は「シャンパン」を使っている場合があるのですが、キャセイの場合もスパークリングワインなんでしょうか。
その辺り、質問すればよかったわ。
他社便に乗り込むと、ついついこういう事が気になるのよね。
でも、1箇所気になる点が。
ちょっと、シャンパングラスの下に敷くコースター、忘れてるわよ!
香港発のフライトでは、ちゃんとコースター(実際にはナプキンでした)が出されました。
今回の担当者は「コースター」という存在をすっかり忘れていたようです。
でも、そのグラスの下に敷く物がなかったから、Cathay Pacificという文字に気付けた。
まぁ、こういうクルーも時にはいるさ、という事で。
結婚式の旅 ④キャセイパシフィック航空ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスのシートの違いへ続きます。
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<キャセイパシフィック航空ビジネスクラス>
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THEME:飛行機/フライト/機内食 | GENRE:旅行 | TAGS:
キャセイパシフィック航空フライトアテンダントが機内でタバコを吸っているように見える写真のせいで首になる
最近香港で話題になったニュースがあります。
それはキャセイパシフィック航空のフライトアテンダントが機内のギャレーでタバコを吸っているように見える写真のせいで首になった事です。
こちらがその写真になります。

組合側は「これはタバコの煙ではなくドライアイスだ」と言ったそうですが、それでもこういう風に紛らわしい写真をあえて撮影し、ネット上で流す事はするべきではない。
詳しい内容はこちらの記事をどうぞ。
Cathay campaigns against flight attendants' unwise internet posts
'If in doubt, leave it out' is message of YouTube video aimed at protecting airline's reputation
PUBLISHED : Sunday, 27 October, 2013, 5:30am
UPDATED : Sunday, 27 October, 2013, 5:30am
Cathay Pacific has posted a video on YouTube featuring real-life images of flight attendants behaving badly in a campaign to get cabin crew not to embarrass themselves and the airline with their Facebook postings.
The video includes a picture of a male flight attendant appearing to smoke a cigarette in the galley of a plane, which went up on Facebook and led to his firing, and another of a woman flight attendant putting her shoeless feet on to a seat opposite her on an airport bus.
The animated video is part of an internal social-media education campaign to get across the message to flight attendants that posting inappropriate images or comments about work online can damage the reputation of themselves and the company.
It follows a series of incidents where injudicious postings on Facebook, WhatsApp and other social media have led to stories appearing in newspapers and in some cases disciplinary action against the employees involved.
The flight attendant appearing to smoke was actually using dry ice and a fake cigarette, according to his union, but he lost his job after the image was circulated among crew members and ended up in a Chinese-language newspaper.
Cathay's two-minute video, posted to a non-public YouTube forum, advises flight attendants to "respect our brand" and tells them not to "present our logo and uniforms in a way that is open to ridicule".
Its commentary says: "If in doubt, leave it out … Make sure what you are saying doesn't harm the company's reputation or your reputation as CX cabin crew. If you wouldn't say it on board, don't say it online."
It also urges them not to air work grievances about schedules or passengers online, telling them that comments can be picked up and used by newspapers and others and that what they post online is there forever.
Dora Lai Yuk-sim, chairwoman of the Cathay Pacific Flight Attendants Union, said she supported the company's campaign.
"Some crew members will post anything, and it does put others in trouble, especially when it's shared," she said. "It really does damage not only Cathay Pacific's reputation but our reputation as cabin crew as well."
She said she hoped this social-media awareness policy "will help people understand what they are doing and what they may face".
A Cathay Pacific spokeswoman said the response from employees to the video had been positive.
"They appreciate that we have a social-media etiquette [that is meant] to protect them as individuals as much as the company as a whole," she said.
"We support open dialogue and view social networking as a positive aspect of communication. We also fully respect the rights of our staff to use such sites as networking and self-expression media.
"In fact, for our cabin crew, we have developed an internal social enterprise networking app called iCrew. [It] is purpose-built for cabin crew and allows them to collaborate on work-related matters as well as share experiences with their colleagues in a safe and fun environment.
"The video is simply a part of an ongoing effort to remind our staff of our social-media etiquette - to share thoughts and ideas and photos with respect and in keeping with company policies."
http://www.scmp.com/news/hong-kong/article/1340859/cathay-campaigns-against-flight-attendants-unwise-internet-posts
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それはキャセイパシフィック航空のフライトアテンダントが機内のギャレーでタバコを吸っているように見える写真のせいで首になった事です。
こちらがその写真になります。

組合側は「これはタバコの煙ではなくドライアイスだ」と言ったそうですが、それでもこういう風に紛らわしい写真をあえて撮影し、ネット上で流す事はするべきではない。
詳しい内容はこちらの記事をどうぞ。
Cathay campaigns against flight attendants' unwise internet posts
'If in doubt, leave it out' is message of YouTube video aimed at protecting airline's reputation
PUBLISHED : Sunday, 27 October, 2013, 5:30am
UPDATED : Sunday, 27 October, 2013, 5:30am
Cathay Pacific has posted a video on YouTube featuring real-life images of flight attendants behaving badly in a campaign to get cabin crew not to embarrass themselves and the airline with their Facebook postings.
The video includes a picture of a male flight attendant appearing to smoke a cigarette in the galley of a plane, which went up on Facebook and led to his firing, and another of a woman flight attendant putting her shoeless feet on to a seat opposite her on an airport bus.
The animated video is part of an internal social-media education campaign to get across the message to flight attendants that posting inappropriate images or comments about work online can damage the reputation of themselves and the company.
It follows a series of incidents where injudicious postings on Facebook, WhatsApp and other social media have led to stories appearing in newspapers and in some cases disciplinary action against the employees involved.
The flight attendant appearing to smoke was actually using dry ice and a fake cigarette, according to his union, but he lost his job after the image was circulated among crew members and ended up in a Chinese-language newspaper.
Cathay's two-minute video, posted to a non-public YouTube forum, advises flight attendants to "respect our brand" and tells them not to "present our logo and uniforms in a way that is open to ridicule".
Its commentary says: "If in doubt, leave it out … Make sure what you are saying doesn't harm the company's reputation or your reputation as CX cabin crew. If you wouldn't say it on board, don't say it online."
It also urges them not to air work grievances about schedules or passengers online, telling them that comments can be picked up and used by newspapers and others and that what they post online is there forever.
Dora Lai Yuk-sim, chairwoman of the Cathay Pacific Flight Attendants Union, said she supported the company's campaign.
"Some crew members will post anything, and it does put others in trouble, especially when it's shared," she said. "It really does damage not only Cathay Pacific's reputation but our reputation as cabin crew as well."
She said she hoped this social-media awareness policy "will help people understand what they are doing and what they may face".
A Cathay Pacific spokeswoman said the response from employees to the video had been positive.
"They appreciate that we have a social-media etiquette [that is meant] to protect them as individuals as much as the company as a whole," she said.
"We support open dialogue and view social networking as a positive aspect of communication. We also fully respect the rights of our staff to use such sites as networking and self-expression media.
"In fact, for our cabin crew, we have developed an internal social enterprise networking app called iCrew. [It] is purpose-built for cabin crew and allows them to collaborate on work-related matters as well as share experiences with their colleagues in a safe and fun environment.
"The video is simply a part of an ongoing effort to remind our staff of our social-media etiquette - to share thoughts and ideas and photos with respect and in keeping with company policies."
http://www.scmp.com/news/hong-kong/article/1340859/cathay-campaigns-against-flight-attendants-unwise-internet-posts
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エコノミークラスでティーバッグ入りのお湯を渡す時に感謝される事とは
最近エコノミークラスで働く事がありました。
機内の通路で飲み物を渡す時、多くの中国人客が「お茶」をオーダーします。
そこで私は「中国茶、日本茶のグリーンティ、紅茶がありますが、どれにしますか。」と尋ねると、多くの人達が「日本茶があるのか。それじゃ日本茶。」と言います。
ティーバッグを見れば日本で売られている日本茶とわかる。
それがわかった中国人(主に香港人)は「緑茶」を頼みます。
「日本茶」って彼らにとってはちょっとした贅沢っぽい所がある。
飲める場所は大抵日本食レストランだから。
私は熱いお湯を渡し、日本茶のティーバッグを渡します。
そして、お湯を入れたカップをもう一つ渡します。
「このお茶は大変良く出るので、強くなったらこのお湯を足してくださいね。」
そう言って渡す。
使ったティーバッグを置けるように、プラスチックのカップも渡す。
すると多くの客から「何て気が利いたサービスなんだ」と言って喜ばれます。
多くのクルー達は私がやる事をしない。
しかし自分の身になって考えてみてください。
お湯とティーバッグを渡されたら、だいたいお茶は濃くなる。
私達クルーの場合、ギャレーですぐにお湯を足して飲む事が出来ますが、座っている客はそう簡単にギャレーまでやってこれない。
そこでお湯を入れたもう一つのカップを渡す事にしたのでした。
この「お湯が入ったカップをもう一つ渡す」というシンプルな発想なのですが、なぜかこれに対して「Good idea!」と言って喜ぶ客が多い。
そして、このやり方のおかげで、なんと会社に感謝のメールが届いたのでした。
内容は「いろんな航空会社でお茶を飲みましたが、こういう気が利くサービスをしてもらったのは初めてでした。いつもたった1杯のお茶しか飲む事が出来なかったけど、ひとつのティーバッグで2杯目が飲めて、予期せぬ喜びを得る事が出来ました。」という物でした。
たった1杯のお茶。
そのお茶を「自分が飲む時」を考えたら、こういうサービスになってしまう。
しかし多くのクルー達がティーバッグが入ったお湯を1杯渡すだけ。
ギャレーでは、好きな時にお湯を継ぎ足して飲んでいるクルー達。
それなら客も同じ事をやりたいのでは。
サービスとは、「自分がやっている事、考える事を相手も考えている」と思えば、どうすればよいかわかると思いませんか。
「人の考えを読む」事、これがサービス業の原点だと思います。
我が社のサービスは良いとは言えませんが、サービスを期待していなかった時にちょっとした事をされると客は喜ぶものなんだと、再認識しました。
客がわざわざ時間を取って、会社に感謝のメールを送ってくれる。
私は逆に客の方から予期せぬ驚きと喜びを得ています。
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そこで私は「中国茶、日本茶のグリーンティ、紅茶がありますが、どれにしますか。」と尋ねると、多くの人達が「日本茶があるのか。それじゃ日本茶。」と言います。
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